授業でのSPLYZA Motion導入実績:
森ノ宮医療大学


森ノ宮医療大学 医療技術学部 鍼灸学科 | 小田先生

■ 小田先生の専門分野

専門領域は運動生理学とバイオメカニクスです。具体的には、運動生理学ではトレーニングとエネルギー代謝、バイオメカニクスでは怪我のメカニズムを中心に研究しています。また、競技経験のあるスポーツは野球です。


■ SPLYZA Motion導入前の状況 / 検討の経緯

SPLYZA Motionを知ったのは4年か5年前で、ある高校の女子野球部の監督から紹介されたのがきっかけです。動作解析は機材にお金がかかるため、スポーツ現場で使うのが難しいとそれまでは思っていましたが、このサービスであればiPadやiPhoneで簡単にできると知り、興味を持ちました。その後本学に転職した際、本学の鍼灸学科ではスポーツを専門的に勉強する学生もいるため、授業で動作解析を教えるために導入を本格的に考え始めました。


■ SPLYZA Motion導入の決め手

解析にかかる時間が思っていたより短いというのが第一印象でした。また、データがCSVで出力され、座標データまで提供されることに驚きました。単純な画面上のデータだけでなく、エクスポートしたデータを用いて学生にグラフを書いてもらったり手計算してもらったりも可能なため、授業に適していると思い、導入を決めました。




■ SPLYZA Motion 実際の活用方法/活用シーン

運動生理機能学演習やゼミの卒業研究で使っています。また、スポーツ現場で選手評価のツールとして使っている教員もいます。なお、今後のオープンキャンパスではSPLYZA Motionを使った体験授業を実施する予定です。

■ SPLYZA Motion導入による効果や価値

解析に時間がかからず、手軽にできる点が大きなメリットです。実際に授業で活用した学生からは、「こんな簡単にできるんですね」「大きな装置を使うものだと思っていました」などの反応がありました。高校生や大学生に、スポーツ科学に興味を持ってもらうことができるツールだと思います。

また、例えば高校数学の授業などにも応用できるのではないかと感じました。座標データから角度を計算して出すなど、「関数の勉強はこういうことに使えるんだよ」と具体的に伝えることで、高校生の学習意欲を高めるような効果も期待できると思います。

※インタビュー実施日: 2024年7月31日